スタッフブログ
アリッサム ストリーム
今日は愛知の方から見学に見えました。
とてもおいしいお土産を持ってきてくれ、社員さんも大喜びでした。
えびせんべいです。
何しろ味がいい、似たようなものは多くあるけど本物は違いますね。
また食べたいと思いました。
またいつでもいいので買ってきてくださいね、じゃなかった見学に来てくださいね(笑)
やっぱりどんな業種でも消費者を裏切らない商品を作ることでお客様に支持されるようになっていきますね。
大事なことだなぁと改めて思いました。
では、小林花卉でこの蒸し暑くなってきた梅雨時期に生産したこの商品はどうでしょうか?
栄養系アリッサム ストリームです。
寒い時期の植物と思っている人がほとんどだと思います。
でもこのストリームは、通常出回っているアリッサムとは一線を画する、品種改良によって生み出された品種なんです。
この時期でも生育が衰えず、暑さに強い性質をもった品種です。
見ての通り、横張り性があってどんどん大きくなっていきます。
季節外れだと思われるかもしれませんが、「お客様に植えてよかった」と言って頂ける品質の商品を作っていき、信頼される生産者になりたいと思います。
社員さん、頑張ろうね。
FMC
今日かこれからFMCと言う、埼玉県の鉢花生産者の団体の定例会に行ってきます。
もともと埼玉県農業大学校卒業生の集まる団体で、私の父たちが立ち上げました。
歴史的にはもうすぐ50年になる由緒正しい団体なんです。
私が就農してから、FMCの会員も父と替わって私が入会させてもらう事になりました。
今では2代目も多く所属し、埼玉県下の生産者60人以上が入会している大きな会に発展しています。
父たち先人たちが築いてきてくれた地盤があるおかげで、私も多くの生産者と知り合いになれ、
技術や経営を学ばせてもらえました。
そして同じ業界で学びあう人と出会うきっかけを作ってもらいました。
あっという間に私も就農してから15年以上が経ちました。
これからも社員さんたちのためにも、いろいろなところで学ぶことを忘れずやりたいと思います。
そしてまた、先輩たちに教えて頂いたように、この業界に入ってくる若い人たちに、自分の経験や考えを話したりと、先輩たちの恩を少しでも返していけるような生産者になりたいと思います。
では、視察に行ってきます。
ベルギーマム
今日は幸いにも雨が降らず外での作業がはかどるところでしたが、土曜日パートさんも半日で終わりになります。
それでも、社員さんたちが雨の降っていないこのタイミングを逃さず、作業をしてくれました。
自分たちで考え、病気の出ないように防除をしたり、露地栽培の商品を出荷してくれました。
ありがたいことです。
さて、今年の秋の新商品にベルギーマムがあります。
ラベルを見た通り花がボール状に密につき9月中旬から開花する品種なんです。
このベルギーマムは、鉢の製造販売しているカネヤさんが紹介してくれた品種です。
日本にもボサ菊がありますが、ヨーロッパで育種された最先端の商品はとても魅力的だったのです。
カネヤさんの鉢は、根にやさしいスリット鉢なので、そのスリット鉢を使って生産していきます。
これから仮植・鉢上げと丁寧に作業をしていきたいと思います。
9月中旬からのベルギーマム楽しみにしていてください。
ピンクセージ
今日は雨が上がる予定でしたが、一日雨になってしまいました。
露地も多く活用しているので、作業が雨の中でできず困ってしまいます。
そんな雨の中、青木さんは鉢上げをやってくれたんです。
特設テントを張ってその中での作業です。
植えたものは外に並べるので、雨に当たってしまいますが、
率先して作業を引き受けてくれました。
損を引き受けることをやれること頭が下がります。
青木さん、ありがとうございます。
露地はいい商品も作れますが、作業をやりたいときにできないことは困ると改めて思いました。
露地の作業方法も今後の課題です。
温室では、ピンクセージが咲いてきました。
本当はオルトシォン ラビアツスと言います。
セージと言っても、実はネコノヒゲの仲間なんです。
春から秋までずっと咲き続け、耐暑性は強い植物です。
これからの季節重宝する植物の一つですね。
こちらは今年から生産し始めたものですが、俊が顔色を見ながら
仕あげてくれました。
植物作りの経験値が上がると、初めての植物でもある程度生産できるようになります。
俊のように初めての植物でも品質良く作れるようになると、自分の管理場所以外でも
商品を観れるようになります。
経験の浅い社員さんのフォローにも回って、農場全体の技術の底上げに貢献してもらっています。
チームワークで、これからもいい商品を作っていきましょう。
ハゲイトウ
今日は雨模様
シトシト雨が降っていました。
雨の降る中、露地ではハゲイトウが順調に成長しています。
もう色づいてきましたよ。
こうやって見ると少しずつ発色の仕方が違っています。
どんな形質を選んでいくか、ちょっとした違いの中、得たい形質をもった株を
種採り用の親に残していきます。
どんな商品を目指すかを明確にしておくことで、難しい技術を使わなくても、
オリジナル商品を作り上げることができます。
いい品種から種採りをしていくのでしたら、生産者が無理なくできる育種として
最適ですね。
もう種採り用の候補株は栽培担当の俊がとっておいてくれていました。
これならば10年後、いや5年後には今と違った形質をもったオリジナル品種が出来ている事でしょう。
楽しみです。
カリオプテリス
今日ヨーロッパから戻って農場を見回ってみると、いい状態で植物が育っていましたよ。
社員さんたちが責任をもってキチンと管理してくれていたのです。
今日から順次紹介させてもらいますね。
まずは第一弾!!
山田君担当のカリオプテリスに決定です。
みてください。
スターリングシルバーです。
ウォーチェスターゴールド
サマーソルベット
一番開花が遅い品種ですが、斑入りがきれいですね。
このカリオプテリス達は夏の間中咲いている耐寒性多年低木なんですよ。
暑い時期もへっちゃらです。
涼しげな葉色も魅力ですよね。
3品種のミックス出荷です。
寄せ植えの芯に使ってもらえると商品の良さが出ると思っています。
品種もよし、管理状態もよし、開花状態も良し、いかがですか?
無事に帰ってきました。
長いようで短かったフラワートライアル視察でしたが、無事に家まで帰ってくることができました。
当たり前と思ってしまい日常生活では見えてこないものってありますね。
やっぱりこうやって出られるのは、農場を守ってくれる社員さんたちがいるからですし、妻が家庭を守ってくれているからなんですよね。
そして小林花卉の商品を買ってくれる人がいるから、海外までいく資金ができましたし、市場の人が商品を販売してくれるからお店に商品が並べられるんです。
それに行きたくても同行してくれる人がいなければ、行っても勉強になりにくいでしょう。
自分一人ではほんのちっぽけなことしかできませんが、多くの人の支えによって出られているんですね。
ヨーロッパ視察の経験を活かし、明日からまた、いい会社作りを目指していきたいと思います。
皆様ありがとうございました。