いよいよ東京オリンピックが開幕しましたね。
いろいろと意見はあるかと思いますが、私は開催できてよかったと思っています。
選手の皆様には今まで努力してきた力が発揮されることを願っています。
さて今日はウィンターコスモスの紹介です。
今年も数作に分けて生産しているウィンターコスモスです。
誰が名前を付けたのかわかりませんがウィンターコスモスは、10月中旬から霜が降る冬までずっと咲いているのでウィンターコスモスと名前を付けたのだと思っています。
キク科ビデンス属の植物で、ウィンターコスモスの他にイエローキューピットなんてかわいらしい名前がついているんです。
10月中旬に開花するウィンターコスモスですが、この画像のロットは9月下旬に開花株で出荷を予定しています。
どうやって花を早く咲かせるかというと、ウィンターコスモスの特性を生かした促成栽培をしているんです。
ウィンターコスモスは日が短くなると花をつける短日植物と言われる性質を持っています。
その性質を利用し、温室全体を夕方5時から朝8時まで光を通さないカーテンで覆って真っ暗にします。
そうするとウィンターコスモスは日が短くなったと勘違いをして花をつけ始めます。
このようにして促成栽培をする栽培方法をシェード栽培と言います。
小林花卉では今回のシェード設備をはじめ、電照設備やヒートポンプ、細霧冷房等、施設栽培の特性と生かして
いろんな植物を生産しています。
花生産農場で働きたいと思っている方、農場見学もできますので見に来てくださいね。