今日は風が冷たく寒い一日になりました。
明日は冷たい雨でもっと気温が低くなるとのことです。
夜は暖房機が元気よく燃える季節になり、光熱費が心配になりますね。
植物を健全に生育させる為には、いい環境を作ってあげなくてはいけません。
暖房掛けるところにはきちんとかけて、いい環境を保持したいと思います。
さて小林花卉では、深谷市のふるさと納税の返礼品をやらせて頂いております。
毎月小林花卉で生産している深谷産のお花を使っての寄せ植えです。
11月はこのような寄せ植えを送らせて頂きました。
中心にコプロスマを入れ、周りにビオラ、白いアリッサム、
小林花卉オリジナルアリッサムのハッピーポンポン、
ビデンス、そしてワンポイントで斑入りのセキショウを合わせました。
ここで一種類ずつ紹介させてください。
コプロスマは、ピカピカの葉を持つオーストラリア原産の植物で、
秋になりさらに葉色がキレイになりました。
ビオラはシンジェンタ社から販売されているペニーシンクロシリーズ ピンクフェイス
という新しい品種です。花上がりも株張りも抜群にいい、優秀な品種です。
白いアリッサムは、ノースフェイスという、大輪品種です。
難しい話ですが、生物には各細胞にその生物の遺伝情報を乗せた染色体があります。
通常染色体数は2倍体ですが、このノースフェイスは4倍体で染色数が倍あるのです。
2倍体に比べ4倍体は、花や株が大きく硬くなる性質があります。
ノースフェイスは4倍体のために、花が大きいんです。
同じ白いアリッサムでもちょっとした違いがあります。
また九州の生産者 平田さんが開発したオリジナル品種を特別に作らせて頂き、そちらも入れさせていただきました。
ウィンターコスモスとの交配種できれいな2色咲きが今回の寄せ植えに、とてもあっています。
そして小林花卉オリジナル品種 斑入りアリッサム ハッピーポンポンです。
斑入りながら、生育力が良く横に広がって大きくなっていきます。
紫色の花と斑入りの葉がとてもマッチしているお勧めの品種です。
そして最後にセキショウもいれています。とても丈夫な植物で、暑さ寒さにも余裕で耐えられます。
いつもはケースに入れてまとめて市場やお得意様に送り届けているのですが、
ふるさと納税では、パートさん・社員さん達が手をかけて栽培してくれたものを、
一つ一つ寄せ植えして作品にしてくれています。
貰った人に喜んでもらえるよう、ていねいに栽培し販売したいと思います。