昨日は京丸園さんを視察させていただきました。
他にもご縁を頂き多くの視察先を見させて頂きました。後程紹介しますので、期待していて下さいね。
では、まずは京丸園さん
京丸園では、障害者雇用を実現させている農場なのです。
しかも、障害者の方も健常者の方も、同じように働ける環境を、つくっているとのことです。
社長の鈴木厚志さんがユニバーサル農業とよんでいる農場は、私の農場と何が違うのでしょうか。
見たところ、何をやっている会社なのかよくわかりません。
表札を発見!!
いざミニチンゲンサイ圃場へ
プラグを手に説明をしてくれる厚志社長
発泡スチロールの穴の形をちょうどプラグとぴったりくるよう、作ってあります。
苗を植える技術を教えるのではなく、誰でも同じように植えられるようにしているのです。
植えるという技術習得に時間がかかるという事実を認め、どうするかという事の考え方が全く違っていたのです。
私だったら、この作業に適した人は誰なのかを探して対応します。
しかし、厚志さんは、この作業はどうすれば、誰にでもできる作業になるのかを考えます。
この考え方の違いで、全く違った農場づくりなりますね。
そして出荷作業にも、工夫がありました。
以前は、ここで出荷作業を行っていたのですが、夏の温室はかなりの重労働、
いい環境で作業が出来ないかと考えた結果、今では出荷作業場へ持って行って、
商品に仕上げています。
この台車に詰めて、農場の隣にある出荷場へ持っていきます。
快適な環境で出荷作業が行われていますよ。
根を切る作業は、障害を持った方たちだけで行われているのです。
ライン化されたこの作業、健常者のかたと同じように仕事ができるよう工程にも工夫がされています。
続いて姫みつば、姫ねぎの出荷作業場です。
やはりライン化されています。
機械はすべて特注で、使いやすいよう改良をしているそうです。
それでも最後は人の手です。
一本一本枯葉を取り除く作業、ここには熟練の技がありました。
奥で姫ねぎの出荷をやっています。
画像では伝わりませんが、この熟練された技はほれぼれするものがありました。
シンプルに物事を見て、対応している厚志さんの考えが、ぎゅっと詰まったユニバーサル農場
私の考え方ではたどり着かない形でした。
いい勉強をさせて頂きました。
ありがとうございました。
そうそう、いつも厚志社長と一緒に経営塾で学んでいる、元気いっぱいの藤城さん、
農場でもごあいさつさせていただきました。
藤城さん、昨日は遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
まだ訪問は始まったばかりでありますが、今日はここまでです。
続きは今度にさせてください。
訪問先は、同じく経営塾の先輩、まるたか農園の鈴木崇司さん、takayama roseの高山さん、
経営塾メンバーではありませんが、崇司さんのお隣にあるカクト・ロコさん。
そして、袋井市のメロン王子の潜入にも成功です。
お楽しみに