ヘリクリサム ペティオラレ

今日は予報通り雪が降ってきました。

皆様の所は大丈夫でしょうか。

 

さて今日は寄せ植えに使うカラーリーフ、ヘリクリサムペティオラレ シルバーの紹介です。

ヘリクリサム属はキク科の植物で、花かんざしやカレープランツも同じヘリクリサム属になります。

ヘリクリサム属は約600種あるそうですので、かなり大きな属になりますね。

 

このペティオラレ種にはライム色の物や斑入りのものもあるのですが、小林花卉ではこのシルバーのみを生産しています。

201729194536.jpg

シルバーと言ってもまだ緑が強いですよね。

それが栽培方法で、下の画像のように毛が多くなりシルバーになっていくのです。

201729195156.jpg

どうやってやるとシルバーリーフになりやすかというと、水分を切りながら栽培するのです。

トマトなども水を切りながら栽培すると濃縮されて甘くなると言いますよね。

その時トマトの葉も毛が濃くなっているんですよ。

 

 

もう出荷できる状態のロットもありますが、別の温室では挿し木をしたばかりのものもあります。

201729195127.jpg

通常生産者はセルトレーという苗を育てるための小さなトレーに挿すことが多いのです。

そうすると挿し木をする栽培面積が少なくなるんです。

ストレスをかけないよう暖かい環境で管理するのが、挿し木や種まきのコツでありますので、

暖房をかける為には面積が少ない方が、コスト削減になります。

 

しかし小林花卉では、直挿しをしています。

パートさん達の植え替えの手間を考えると、直挿しをして丁寧に発根させる方が時間を有効活用できます。

場所は多く使うため、やる生産者は少ないですが、ひと手間省きたい方はおススメですよ。