今日も天気になりました。
パートさん達にはガイラルディアの挿し木をしてもらいました。
一回目の挿し木のロットは発根してきましたよ。
もう少し発根が揃うまで、温かくて湿度の高い「挿し木の環境」にいてもらいましょう。
業者さんからプラグ苗を買う生産者さんは、プラグ苗が来たらすぐに定植し、生育してきたら1度剪定をして製品に仕上げます。
しかし、小林花卉では大きい穴のプラグトレーを使用しているのです。
なぜ穴が大きいものを使用しているかというと、小さなプラグよりも栽培期間を長くしておきたいからなのです。
一般的なプラグ苗生産農場では、ここまで大きなプラグ苗は生産しません。
プラグ苗生産農場では同じ面積ならば、なるべく多くの苗を生産できることが利益を多くする方法ですし、
プラグ苗の大きさを小さくし、発根すれば生産者に届けるという事をして回転させて利益を多くするんです。
ではなぜこの大きな穴のプラグを使うかというと、長期間このプラグで管理しておき、この中でピンチを2回して、枝数を増やしておくのです。
そうすることで定植後、枝数の多いしっかりとした株に仕上げることが出来るのです。
プラグ苗でも手間と時間をかけていますが、買ったお客様の手元でしっかりたくさん花が咲いてくるよう
商品づくりを進めています。