今日は風が強かったですね。
暖かい日もあるため寒く感じました。
さて、今日は栄養系アリッサムの紹介です。
この栄養系という言葉は、栄養繁殖で増やす植物という意味があります。
植物の繁殖方法として、種を蒔いて芽を出させて育てる実生繁殖(実生系)と、
挿し木や株分けなどにより植物体を増やす栄養繁殖(栄養系)という分け方があります。
通常のアリッサムは種から育てる実生系品種がほとんどなのですが、
ストリームという品種はイスラエルのダンジガー社が開発した挿し木で増やす品種で、
種が取れないように育種されています。
その為に株が疲れず花が長持ちし、実生系品種が弱ってしまう5月以降でも強健で、
夏越しもしてしまう優れた植物になりました。
この温室の中に何作かに分かれて栄養系アリッサム ストリームが生産されています。
ここから5月まで順次出荷をしていきたいと思います。
実生系アリッサムと同じような草姿ですが、性能が全く違います。
株が横に広がり、爆発力はとても素晴らしいです。
村知さんが出荷直前の手直しをしてくれています。
商品として出荷するよう、丁寧に一鉢ひと鉢花を摘み作ってくれました。
何せ私、見た目が同じようでも育種のこだわりみたいなのが見えるのが好きなんですね。
だから、この栄養系アリッサム ストリームはなんとかよさを伝えたいと思っているんです。
これからどんどん出荷していきますので、よろしくお願いします。