11月社員研修

今日は月に一度の社員研修でした。

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普段は農場で花の管理をやっている社員さん達ですが、研修は昼間机に座って研修をしています。

 

農場はというと、パートさん達に預けてやってもらっています。

社員さん達が抜けても、農場を守ってくれていること本当にありがたいです。

 

今日の研修は、先日CL基礎講座を学んできた野口君の講義でした。

学んだことをみんなの前で発表してくれました・・・・・・・・・・が、写真を撮り忘れてしまいました。

発表するのは大変だったと思いますが、それでも学んだことを一生懸命に発表してくれた野口君

素晴らしいと思います。

 

 

野口君の発表後は、杉井さんが改めてCLについての講義をしてくれました。

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CLはConstractive Living(建設的な生き方)という意味で、アメリカの文化人類学者デビッド・K・レイノルズ博士が作った教育法なのです。

でもこのCLは、大きく2つの考え方からできてます。

その2つの考え方は日本の精神科医の森田正馬先生が作った森田療法と禅宗から宗教色を抜いた内観法で、それをアレンジしてCL森田、CL内観として作り出したものです。

事実を認める事、目的を持ち、必要な行動をとることが建設的な生き方という事なんです。

 

役者さんは舞台の上では役になり切りますね。

気分が乗らない日もあると思います。

それでも舞台に立てば、きちんと演技をしますね。

気分が乗らないからと言って、やる気のない態度を役者さんはしないですよね。

 ①気分が乗らないと自覚する(事実を認める)、

 ②でもお客様にきちんと演技を見せようとする(目的を持つ)、

 ③舞台で演技をする(なすべきことをなす)

気分が乗ろうが乗るまいが仕事に来たら(事実を認める)、いい会社にしようと(目的を持つ)、パートさん達に明るく接する(なすべきことをなす)

これが大人の対応ですね。

 

そうはいっても、私たちは気分の影響はかなり強く受けるので、つい気分本位の行動をとりやすいです。

その為にどうやって目的本位の行動にするか、そのコツを学んでいきます。

目的本位の行動がしやすくなると、目的に向かって自分で自分の人生を作っていけるようになりますね。

 

また、私たちは多くの人に支えて頂いて、生きているんですよね。

この支えて頂いている事実を認めることも建設的な生き方には必要ですね。

その為CL内観法のして頂いたこと、して差し上げたこと、ご迷惑をおかけしたことを書いて、

支えて頂いている事実を観ていきます。

 

杉井さんはどこの会社に行っても活躍できるように社員さんを育てることが大事だと仰います。

花作りだけでなく、研修を通して人間的な成長も応援できる会社にしたいと思います。

 

そして、パートさん達が小林花卉で働いてよかった、と言ってもらえるような会社にする(目的)ために、

仕事という舞台に上がった時は、いつでも明るく接して(なすべきことをなす)いきたいと思います。