今日はお盆最終日でしたね。
毎年帰省ラッシュがニュースになりますが、今年はコロナウィルスの影響で帰省ラッシュのニュースも聞きませんでした。
それにしても今日も暑かったですね。
そんな中、社員さんたちは土入れ作業やら移動作業やら力仕事に取り組んでくれました。
明日からパートさんたちが出勤してきてくれ、出荷や定植、いろんな作業にとりかかります。
パートさんたちには軽作業を進めてもらえるようにと社員さんたちが大変な作業に取り組んでくれるのですからありがたい限りです。
季咲きでは10月中旬から開花してくるウィンターコスモスが何で以下咲いているのでしょうか?
それは日長が関係しています。
ウィンターコスモスは日の長さが短くなると花を咲かせる性質があります。
昼間の長さが夜の長さより短くなると、花を咲かせるよう反応してきます。
では、ここで問題です。
昼の長さと夜の長さが一緒(昼間12時間・夜12時間)はいつでしょうか。
それはお彼岸なんです。
秋分の日と春分の日がお彼岸の中日となっており、その前後3日間ずつがお彼岸となっているんです。
今年の秋分の日は9月22日です。
ですからお彼岸は9月21日~23日となります。
ウィンターコスモスはお彼岸を過ぎて日が短くなると花芽を付けるように体質が変わってきます。
その日が短くなると花芽を付ける性質を利用して、花を咲かせているのです。
方法としては温室内を光の漏れないカーテンで閉めて真っ暗にして、強制的に日の長さを短くしてしまいます。
実際には夕方5時から朝8時までの期間、まっくらにしています。
この方法は短日処理と言います。
短日処理後約1か月後には花を咲かせることができるんです。
日本には多くの温室がありますが、短日処理ができる施設はそう多くはないはずです。
せっかくある施設を活用し、これからもお客様に喜ばれる花を作っていきたいと思います。