今日も暑かったですね。
私たちの農場のある深谷市の隣町の熊谷市が誇る日本最高気温41.1℃と並ぶ気温が浜松市で出ましたね。
体温越えの気温の地域が多くの地域であったと思います。
コロナウィルス感染予防もしつつ、この目の前の暑さには注意していきましょうね。
さて今日はオステオスペルマムの紹介です。
園芸に携わる人にとってオステオスペルマムは早春のイメージがあると思います。
小林花卉ではそのオステオスペルマムを今秋に出荷しようとチャレンジしています。
オステオスペルマムの現状です。
暑い最中ですが、活き活きと生育してくれています。
なぜ早春のイメージのあるオステオスペルマムを秋に出荷しようとしているのでしょうか。
オステオスペルマムはマムという通り、キク科の植物なのです。
菊は一年に一度咲かせるものが多く、秋に咲いたものは翌年の秋にまた咲いてくる宿根草なのです。
秋になるといろんな菊が売り場に並びます。
オステオスペルマムが秋に販売できればお客様にとって秋に楽しみ翌春から初夏まで楽しめる、
長期間楽しめる商品になると思い生産しています。
しかし昔のオステオスペルマムは低温に当たって花芽ができると言われており、
花が咲く品種であってもそろって咲かなかったりと、生産者としては挑戦できないものでした。
小林花卉ではオステオスペルマムの育種選抜を20年間やってきました。
その間にこの低温に当たらないと開花しない性格を取り除くことができました。
そのため暑い夏でも花をつける品種のシリーズが出来上がりました。
八重のプリンセスシリーズ、一重のサンシャインシリーズともに秋出荷を目指し
ただいま栽培中です。
9月下旬の出荷を予定しています。
楽しみにしていてください。