フレンチラベンダー ティアラシリーズ

今日は最低気温−5℃を示していてまたもや寒い朝を迎えました。

私たちの地域は群馬の山で湿った空気が雪に変わりそのあとの乾いた風が吹いてくる場所にあります。

そのため、冬場は晴れがとても多いのですが、乾いた冷たい風が吹く地域なんです。

風が吹くと雪国の人たちも「深谷のほうが寒い」というときがあるくらいなのです。

 

今年は寒い年となりましたので防寒をきちんとやっていきたいと思います。

 

さて寒い時期ですが、こちらの植物はすくすく成長していますよ。

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こちらは小林花卉オリジナルのフレンチラベンダーティアラ ルビーです。

ティアラシリーズは小輪多花性で、ウサギの耳のような長い花苞を持つ品種です。

一つの花穂は小さいですが、花数が多く花を株一面に咲かせるとてもかわいらしい品種になります。

 

実はこのティアラシリーズ、株がコンパクトで葉も小さいため、ほかの品種と同じ大きさに仕上がるまでに栽培期間がかかるので営利生産には向いていない品種なんです。

 

でもこんな形のフレンチラベンダーがあったらいいなという形を追求し品種改良をしていったら出会えた品種です。

営利生産向きではないと思っていても、花卉園芸農場として世の中にキレイなものやかわいらしいお花を送り出して行く農場でありたいと思っている私たち小林花卉には合っている商品だと思っています。

今年は商品づくりにこだわり、春の終わりに挿し木をし何度も剪定をして枝数を増やしてここまでボリュームをつけました。

栽培期間が長く剪定を何度もしているという事は、パートさん・社員さんたちがより多くの時間をいい商品を作るために費やしてくれているという事ですね。

多くの人が助けてくれて、農場の思いを形にしてくれていますね。

ありがたいことです。

 

枝数も多く、このまま順調に生育すれば、過去最高の商品が出来上がると思って楽しみにしています。
ルビーとサファイアともに順調です。


3月の初めには出荷をしていきたいと思いますので、皆さんも期待していてください。