今日も夏らしい天気になりました。
毎日同じような出だしとなってしまいますが、夏を味わっています。
でも明日から8月、夕方もやや涼しくなっているような気がします。
日が暮れるのは、確実に早くなったのがわかります。
今日はウィンターコスモスのご紹介です。
ウィンターコスモスは日が短くなると花を咲かせる植物なのです。
通常は10月15日ころに咲いてきます。
小林花卉では、光を通さないビニールをカーテンにして
温室内を真っ暗にして人工的に日の長さを短くしているんです。
そうして秋になったとウィンターコスモスに思わせて、花を早く咲かせているんです。
強制的に日の長さを短くするこのやり方をシェードって言っています。
シェードの様子です。
真横の光が入るところも閉めて真っ暗にしてしまいます。
結構大がかりでしょう。
温室は閉めっきりになり、暑さがこもってしまいます。
時には、花芽の形成が遅れたり、蒸れてしまったりと、リスクはあるのですが、
お客様に、真冬になるまでの期間、少しでも多くの時間を楽しんでもらえるよう、
シェード栽培に取り組んでいるのです。
8月のお盆明けから出荷予定のウィンターコスモスです。
まだ花芽は見えていませんが、順調に花芽になってきているのが見えてきました。
わかりますか?
新芽のところを見てください。
新芽の葉の形が変わってきているんです。
こうなると、花芽が形成されている証拠なんですよ。
社員さんたちが気付いて教えてくれました。
よく観察してくれています。
9月初旬出荷予定の次のロット
写真ではよく取れませんでしたが、大きさは違うんですよ。
花芽が形成されているかは、まだわかりませんが、今のところは順調に成長してくれています。
このウィンターコスモスは、林さんが担当で頑張ってくれています。
忙しい中、社員さんたちも作業のフォローをしてくれていました。
第一弾の出荷まで、あと20日、皆さん頑張っていきましょう。