最近朝晩は、冬らしい気候になってきましたね。
放射冷却で温度も下がります。
先日農場の温度計は、最低温度-5℃をさしていました。
来週は雪も降るかもしれないとの予報もあり心配です。
寒さで、植物が枯れてしまいました(泣)
このまま枯れて全滅してしまうのでしょうか?
安心してください。
生きてますよ。
枯葉を掃除すると・・・
可愛いお目芽見えました。
いい子ですよ。
この植物の正体はオダマキです。
オダマキは宿根草なのです。
宿根草は、寒さに当たると地上部(葉)は枯れてしまいますが、
根が残り翌春に芽が出てくるんです。
字のとおり、根が宿る草なのですね。
3月下旬になると、オダマキはニョキニョキ軸が伸びてきて、中から花芽を伸ばしてきます。
そして4月に開花をします。
冬の枯れてしまったような状態から、春になるときれいな花が咲いてくるんです。
成長を間近で見られるんですから、この職業はたまりませんね。
ボサボサ頭のような枯葉は取り除き、きれいに掃除して、出荷をしていきたいと思います。
ただ単に外に放っておいているようですが、担当の山田君は、潅水に気を使い、肥料に気を使い、
株の状態もよく見てくれています。
さて、春にどんな花のオダマキに出会えるのでしょうか。
かわいいオダマキに出会える春が待ち遠しいです。