今日は全国新品種育成者の会の総会があり、参加させていただきました。
まだ私は、会員ではありませんが、いつもお世話になっている矢祭園芸の金澤社長が会長をやっており、
声をかけて頂いたのです。
そして、もう一人お世話になっている佐藤さんが、育成者の会の顧問となりました。
そんなわけで、ありがたく参加させていただきました。
金澤会長は会長あいさつで「開発なくして発展なし 」と話をしてくれました。
本当にその通りですね。どんな産業も、現状維持であったら衰退してしまいます。
技術革新や、効率化など、毎年一つずつでも会社が成長していくことが大事なことです。
そして講演も面白かったですよ。さすが、全国育成者の会です。
講演は、4名の方がしていただきました。
農林水産省の知財財産課の斉藤さん、
葡萄「マスカット ジパング」を開発し、地元の生産者とブランドづくりを目指している林さん、
ナデシコとパンジーの育種をし、横浜セレクションというオリジナルブランドで展開している笈川さん、
シャリンバイの育種品「ペリドット」を通じ海外展開に取り組んでいる山下さん
それぞれがそれぞれのアプローチで世の中に新品種を出して行っていました。
新品種ができたから、売れるのではない、どのように世の中の人に見てもらえるかということも大事だと改めて思いました。
また、パンジーでも、繊細な色の表現をしている笈川さんのパンジーは、素敵だなあと自分の感性にない表現にうっとりしてしまいました。
同じ植物を育種しても、人それぞれ違った表現のものが出来上がるなぁと思いました。
これからも小林花卉は、小林花卉らしい元気な植物を作っていきたいと思います。