今日は栃木県に来ています。
学校を卒業してから、2年間研修でお世話になった研修先の大先輩と研修生仲間の新年会兼視察研修旅行でした。
改めて振り返ってみると、研修を終えてから16年が経とうとしています。
研修生第一号と私はなりましたが、それから多くの研修生を受け入れてくれ、今回8名の研修生と一緒に新年会に来ることができました。
私と一緒に研修を受けたのは同期の1名だけですが、ほかの研修生仲間とのご縁が今あるのも、研修先の社長、そして研修先の大先輩が繋いでくれたお陰です。
こうして仲間が出来、一緒に新年会に来ることができた事に、あらためて感謝です。
研修先、初めての社会人としての経験が、今後の人生に大きな影響を与えると聞いたことがありますが、本当にそうだと実感しています。
研修生の仲間は、家に戻ってから、それぞれが自分たちで考えて経営に携わっています。
2代目が多い業界で親が健全なうちは、親が実権を握っているところも多いですが、
数年すると、研修生たちは、親から権限を渡してもらっているのでした。
これは研修時に教育してもらったおかげだと思っています。
そして今回、栃木の有名なシクラメン生産者の、イッセイ花園さんを視察させていただきました。
シクラメンも終わり、春の商品を生産しているところでしたが、シクラメンという手間暇かけて作る商品を生産しているので、
春の花鉢も素晴らしい品質でした。
園主の一成さんは、「生産者として、これで食べているのだから、少なくとも手を抜かずにやっていくこと」とおっしゃっていました。
当たり前のことを話してくれたのですが、一流品を生産している大先輩の言葉は重かったです。
毎日植物と向き合い、変化を感じて手を入れる。シクラメンの生産に欠かせない葉組み一つ、病気や害虫の巣になる雑草のない温室環境づくり、
整理整頓、どれも手を抜かずやっているところを農場で見させていただきました。
人柄も柔らかく尊敬する生産者の一人となりました。
時間を割いていただきありがとうございました。
そしてそのイッセイ花園さんも入っているMFGというグループの展示会も見させていただきました。
10数名の生産者のグループですが、各地の市場から展示会に参加されていて、すごい熱気でした。
少数精鋭のグループ、市場から注目されるのも納得の品質と生産者さんたちでした。
ありがとうございました。
社員さんたちには時間をいただき視察に着させていただいたのですから、これから農場でも視察を生かしていきたいと思います。