花職人

今日もいい天気、暑くなりました。

これから雨が降るのか、携帯の天気予報とにらめっこをしていた小池君でした。

 

久保さんが潅水しているのは、ビデンスです。

201684181727.JPG

9月下旬から出荷予定になっています。

 

 今日は潅水についてお話させて頂きます。

 小林花卉は手潅水と頭上潅水・底面潅水と、温室によってさまざまな潅水方法があります。

それぞれに特徴があり、栽培作物によっても潅水方法を変えています。

 

 

色々な温室がありますが、まず、新人さんが管理を任されるところは、手潅水をする温室になります。

頭上潅水や底面潅水は、スイッチ一つ押すだけで、潅水をしてくれるとても簡単な潅水方法ですが、なぜ手潅水の場所を管理してもらうのでしょうか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

*実は手潅水をさせて、底面潅水や頭上潅水がなかった時の、昔の人たちの苦労をわかってもらう事なんですよ。

また、手潅水は時間もかかるので、忙しく作業をしなければいけない中でも、長時間潅水に時間をかけて管理する人の精神力を鍛えます。

そうやっていれば、頭上潅水や底面潅水をやる時、設備を入れてくれた社長のありがたさがわかるはずです。

そうやって上下関係をしっかりと叩き込んでいるんです!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

と、言う上記はウソですよ(笑)

 

 本当は、手潅水をしながら植物と会話する時間を持ってもらいたいのです。

潅水時間がかかりますが、生育は順調か、病気や害虫がいないか、昨日と今日ではどう変化したかなど、

一つ一つ植物をキチンと観ることを身に付けてもらいたいからなんです。

 

スイッチポンでは、植物観察の時間が少なく、見落とすことが多くなってしまいます。

いい商品を作る為には、植物と会話する時間をどれだけ持ったかという事が大事なんです。

入った当初、手潅水しながら植物の変化を体験し、楽しさやむずかしさを経験してもらいたいと思います。

植物と会話していた時間、その時間が、ちょっとした変化に気がつく事の出来る職人を育てています。

 

 

久保さん、頑張って!!