今日はお世話になっている税理士さんが開いてくれた農業経営セミナーに時間を頂き行ってきました。
農場の中にいると気にしていなかった部分もセミナーで聞かせてもらえたことで、経営という事を考える時間を持つことが出来ました。
セミナーの中で西田代表がおっしゃっていました。
今は超高齢化時代ですから、農業も機械化は避けて通れない道ですよ。
トランプさんが大統領になるためTPPはどうなるかわからなくなりましたが、自由貿易の流れは変わらないでしょう。
日本の農家でもM&Aが起こってくるだろうし、販売側も生産に参入し携わってきますよ。
日本の農業もプロが経営するようになってきますよ。
TPP関連で、農業には補助金が出ているけれど国の財政が悪いのだからどうなるかわからないですよ。
米農家は補助金がなくなったら赤字になるのですから、他のもので収入源を作ることはやった方がいいですよ。
作るだけではなく、限りなく消費者に近づいていかなくては利益は上げられなくなりますよ。
去年と同じようにやれば何とかなるではなく、キチンと事業計画を立てなくちゃいけませんよ。
これから伸びようとしている会社には税金をまけると国の政策が決まったんですよ。
農家の人は人に使われたことの無い人が人を使うのだから大変なんですよ。
その他労務管理や農業の税制、農業内の業種別の動向や融資の話など、盛りだくさんでした。
一般的な会社が普通にやっている事だと思いますが、私たち農家は植物を育てているだけで経営するという事は改めて多面的に見ていくことと改めて思いました。
多くの人が働きに来てくれている農場ですから、農業界の基準ではなく、一般企業の基準でいい会社となるようにしたいと思いました。
いろいろ考えさせてもらいました。
留守を預かってくれた社員さん達ありがとうございました。