今日までお盆ですね。
今日も雨が降り、暑くないことは体力的にはいいのですが、植物にとってはどうなのでしょうかね?
ウィンターコスモスの開花も遅れているので、どんな影響が出るか注意して観ていきたいと思います。
さて、いよいよお盆が開けると日が短くなってきて来るのが目に見えてきます。
パンジー生産者さんはこれから本格的に苗が入ってきて、それを植えて秋10月から出荷になります。、
しかし小林花卉は秋作を飛ばしてもう冬の仕込みをやっています。
栽培期間がかかりますが何せ小林花卉オリジナル品種ですから、力が入ります。
その植物は、オステオスペルマムです。
観てください。
今挿し木をして、12月下旬より出荷となります。
寒い時期ですので部屋の中で見てもらえるよう、鉢物として出荷します。
青いラベルが品種になります。
自社オリジナル品種を生産しており、毎年種を蒔き選抜をしているんです。
右側の青いラベル群が今年の試験品種になります。
今年の春は6000ポット苗を育てその中から約150ポットに絞り込みました。
約150品種/6000ポット=1/40になったのです。
本当はもっと絞りたいのですが、花色と性質がいい品種にするためにも、ちょっと多いですが丁寧に試験生産して
本格生産に移っていきたいと思います。
最終数品種残ればOKでしょうね。
品種が出来上がるまでには多くの時間がかかります。
15年以上の年月交配をしながら、良質の系統を選抜してきて現在に来ていますから、
確率でいったらすごいことになりますね。
計算したらメーカーさんの苗を買った方がよさそうです。
それだけの経費も掛かっていますが、こればっかりは社員さん達も応援してくれている大事なところです。
辞めるわけにはいきません。
今年も本生産を始めた品種があります。
キレイですよ。
12月から販売ですから小林花卉のオステオスペルマム楽しみにしていてください。