仕事納めまで明日と明後日の後2日を残す所になりました。
皆さま、今年やるべきことはやり終えたでしょうか。
農場ではご注文いただいた出荷をやり終えるよう最後の追い込みをしていました。
ご注文いただけること本当にありがたいと思います。
さて今日はラベンダーの紹介です。
このラベンダーは小林花卉オリジナル品種のティアラシリーズです。
露地のベンチ上で寒さにあてて管理しております。
農場は赤城おろしと言われる冷たく乾いた風が北から吹いてきます。
その為、毎年-6℃まで下がる低温乾燥地域なんです。
なぜわざわざそんな過酷な環境で管理しているかと言うと、耐寒試験をしているんです。
ラベンダーだから寒さには強いはずですが、どれだけ寒くても大丈夫なのか
自信をもってお話しできるよう実証実験です。
冬場の管理でのポイントは、土を乾かさないことなんです。
冬場は動かないため、「じっとしているため、あまり水はやらなくていいのではないか」と思ってしまいがちです。
しかし寒くて生育していない様でも、植物は春に向けて準備をしているんです。
春になり暖かくなると芽という芽が動きだし、一斉に大きくなり開花してきます。
冬場の乾燥で根を傷めてしまうと、春になって芽が動きたい時に栄養を吸収できずに逆に弱らせてしまうんです。
寒くても命の源「水分」の補給は抜けないように!
ぜひ乾燥させないことを頭に入れて管理してください。
4月頃に開花株を紹介できると思いますので楽しみにしていてくださいね。