カリフォルニアは陽射しが強いのですが、朝は寒くてジャンバーを着て出かけました。
緯度もやや高く、北海道のようなイメージですと、添乗員さんに教えて頂きました。
バスの中では、添乗員の南さんが、カリフォルニア地域の事を説明してくれました。
ここら辺は海沿いの地域で、寒流が流れているそうです。
そして内陸は砂漠という事で、暑いため、朝方は、霧が発生することも多いそうです。
かなり、霧は濃いです。
視界が通らないので、バスもスピードを落として運転していました。
ガイドさん曰く、キリが出るのは日常茶飯事なので、キリが出るのを悩んでいたら、きりがないそうです(笑)
今日の一件目は、ベナリー社 ドイツの種苗会社です。
種子系の品種を得意としています。
なんといってもベゴニアでは世界的に有名です。
ベゴニアの各種を見てください。
ベゴニアビッグ ビッグというだけあり、花も葉も大柄な品種です。
ベゴニアワッパー 何とも大きいですね!
私のベゴニアの概念を超えた品種です。
数年前、ボジャーボタニカル社を買収してレパートリーが増えた、種からできる宿根草類。
とても魅力的な植物群でした。
続いてはストロベリーのトップ企業、ドリスコール社視察です。
世界のイチゴ産業は、アメリカ企業が6割を占め、その中でも26パーセントのシェアを占めているトップランナーです。
イチゴ、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリーを世界に27の拠点を持ち、51か国で販売しています。
ビジョンを浸透させ、社員がそのビジョンに向かい行動しているのが印象に残りました。
親子2代にわたり会社に入っていたりと、カリフォルニア州のイチゴだけで12000人の雇用をしている会社でありました。
日曜日の休みにも関わらず、日本からの訪問客のために出勤をしてきてくれ、対応してくれた社員さんは
人を大切にする行動に誇りを持っていました。
人を大事にするという、ビジョンが浸透しているんだと感じさせられました。
きれいに整備された農場
草一本生えていません
どうやっているかと言えば、人手を使っての除草作業だそうです。
大量生産でありながら、基本となる農場整備、手間のかかる除草作業をきちんと行っていました。
やるべきことをきちんと行う事が大事なのだと思いました。
続いてプルーブンウィナーズ社のパックトライアルです。
プルーブンウィナーズはマーケティングの会社で、育種者から預かった品種を、消費者に届けるために様々な取り組みをしているマーケティング専門の会社です。
プルーブンウィナーズ社は、リゾート地のホテルを借りて展示しているのです。
とてもきれいな場所でしたよ。
今日の夕飯はメキシカン料理でした。
メイン料理が出た後、追加でフライドポテトを頼んだはずが、出て来たものは、もう一度同じメイン料理。
さらにフライドポテトが出てくる予定がこれ?
アメリカンサイズのじゃがバター!!
泣くほど笑ってしまいました。
こんなハプニングも楽しみながら、今回のメンバーで一緒に視察に来られたことは幸せです。