今日は経営塾2日目、毎回経営塾で一緒に学んでいる経営者の方たちと研修所に泊まり込んでいます。
経営塾で一緒に学んでいる皆さんと共に過ごしてみると、日々の生活の姿も垣間見ることができます。
朝一番からゴミ出しを進んでやっている大先輩、朝からCLの勉強をしている20歳の社員さん、
お世話になっている人にはがきを書く人や、手帳を毎日記帳している人、昨日の晩遅くまで懇親を深めているにもかかわらず、
やることをやる姿勢には、基準の高さに毎回頭が下がります。
研修で学ぶことも多くありますが、継続してコツコツやることが苦手な私には、月に一度このような環境に身を置き刺激をいただいて帰っています。
そして今日の研修はというと、今年のテーマである営業についてでした。
今回経営塾でも毎年行っているMGに、どうやって自分なら誘うかということをロールプレイで練習してみました。
ここで学んだことは、どうしても自社で生産した商品を売ろうとしすぎてしまっているということでした。
売ろうと思えば思うほど(プッシュすればするほど)、相手の方は警戒して(引いて)しまいますね。
営業は商品紹介して買ってもらう事と思っていましたが、相手の人がほしがっていないのに売るのは難しいことでした。
自分の好みの押し付けではなく、相手の方が望んでいることを形にして提供できれば、喜んで買ってくれるのですよね。
私は、いい商品を作ることが生産者として大事なことで、買い手にとっても嬉しいことと思っていました。
でも、現実は自分好みを押し付けている生産者だったようです。
どんなことを叶えてあげると相手の方は喜ぶのか、夫婦関係、社員さん、お得意様、
場面は違えど、すべて営業につながることだったのです。
こう思うと営業はお互いWin-Winの関係になれる素敵なものだったのですね。
農家だから営業苦手なんて言っていないで、いい人間関係を作るためにも、お客さんに喜んでもらうためにも営業学びたいと思います。