今日は1月29日、1月の最終土曜日になりました。
早いものでもう2月になるのですね、日も強くなりますね。
出荷間際の商品は温室内の温度調整をしていかなくては柔らかく育ってしまいます。
生育を促しながらもしっかりとした商品となるよう換気にも注意して生産していこうと思っています。
就農してから20年以上経ちましたが、ハウス環境一つをとってもいまだに判断に迷う事も多いです。
これから春に向けいろいろな花の苗が入荷してきます。
それぞれの植物にあった環境を作っていけるようにしていこうと思います。
さて今日は小林花卉オリジナルのオステオスペルマムの紹介です。
こちら八重のオステオスペルマム「プリンセスシリーズ」の新色です。
八重の中心の花弁はおしべが花弁に変化したものなので、ひとくちに八重と言ってもいろいろな形があります。
今までのオステオスペルマムの八重品種はこの花弁が筒状になっている筒状花と呼ばれるものが多かったですが、
この新品種は花弁が開いている舌状花となりました。
どうですか、舌状花となったことで、表現がまた違ってきましたね。
品種の開発には時間がかかりますが、この開発に無駄と思われる時間をかけてきたことでこんなに魅力的な品種が出来上がりました。
こうなるとやっぱり品種開発はやめられませんね。
いい品種が生まれてきてくれました。
生産者としていい品種たちを丁寧に作っていきたいと思います。
あと少しで販売となります。
お楽しみにしていてください。