昨日はカランコエ生産技術セミナーに行っていました。
オランダのデューメンオレンジ社のカランコエはハクサンさんが日本代理店で、主催をしてくれました。
カランコエ育種担当のアイクさんがはるばる日本にやってきて教えてくれたんです。
今回のセミナーでは、分枝と病気についてレクチャーしていただきました。
分枝についてのレクチャーでは、分枝は気候に左右されるところが大きく、適温、適湿度を保つことが大事とのことでした。
また、用土の環境も大事で、水分量は湿りすぎず、乾燥しすぎず
ECは高すぎず、低すぎず
pH値も高すぎず、低すぎず
水温も高すぎず、低すぎず
という事が大事らしいです。
ハイ、私も大事だという事はわかっています。
この基礎をおさえることは、どの植物でも共通ですね。
でも世界のカランコエ生産農場を見て回っているアイクさんから見たら、自分たちのカランコエ生産は、自分たちなりの「やっている」なのでしょうね。
だから、わざわざオランダからやってきたセミナーで、基礎を教えてくれているんだと思います。
という事で、今日はアイクさんが農場に来て見ていってくれました。
小林花卉のカランコエを見てくれた感想は、
親株の肥料はOK、製品の肥料もOK
しかし栽培期間が長すぎるとのご指摘を受けました。
しかし、摘心も栽培技術次第ではしなくてもよくなるとのお話でした。
会長の代からのカランコエ栽培、まだまだ技術の向上ができますね。
ますます頭の良くなる花として販売できるよう、試験を繰り返していきたいと思います。
アイクさん、ハクサンの社員さんがた、ありがとうございました。
お世話になりました。